指導計画案

(水産業版)

島の自然を生かした人々の暮らし

八丈島(全8時間)

第4時

漁業者や漁業協同組合の人々のはらたきを調べよう

漁業者や漁業協同組合の人々が八丈島で漁業を続けるためにどのようなことをしているか調べ、工夫や努力、思いや願いを考える。

学習のポイント

写真資料や映像資料を使って漁師さんや漁業協同組合の取り組みを調べていく。漁獲量を増やし、鮮度を保つために工夫や努力をしていることをしっかりとおさえたい。 食育のポイント

板書計画

漁師さんや漁業協同組合の人々のはたらきを調べよう

漁の様子

漁の様子

漁師さんの話から分かったこと

八丈島と黒潮

黒潮

  • 暖かい海の流れ(海流)

→よい漁場

  • カツオ キンダイ
  • ムロアジ トビウオなど

苦労

  • 台風などで海があれると船が出せない。
  • 昔はとれた魚がとれなくなってきている。

工夫や努力

  • 目的の魚が取れないときは、別の魚をとる。
  • とった魚の鮮度を保つ工夫をしている。

漁業協同組合の取り組み

漁協の人の写真

漁業協同組合の人

  • 漁期の設定
  • 販売の工夫

漁業協同組合ではたらく人の思いや願い

  • みんなで協力してたくさんの魚を取りたい。
  • 東京の漁業をもっと元気にしたい。

学習の流れ

①漁師さんたちの活動を調べ、思いや願いをまとめる。

八丈島の漁師さんの仕事の様子をビデオで調べましょう。

漁は大変そうだ。

目的の魚が獲れない時は違う魚を獲っている。

陸で違う仕事もしている。

海を生かした観光の仕事もしている。

とった魚の鮮度を保つ工夫をしている。

漁師さんたちは大変なことがあっても仕事を続けています。その理由を考えてみましょう。

大漁の時の喜び。

海が好き。

自由にできる。

漁師さんの話から、思いや願いについてまとめましょう。

自然が相手なので、海が荒れたり取れないときがあったりするのは仕方がない。

産業別従事者数ランキング

□漁業人口の移り変わりのグラフ 予想を確かめながらグラフを見ることができるように、漁業人口の少なさに驚きを喚起しながら提示する。

 

② 漁業協同組合の取り組みについて調べ、工夫や努力、思いや願いを考える。

漁業協同組合の活動を調べましょう。

漁期の設定、販売の工夫

漁師の募集をしている。

漁業協同組合を作って色々な仕事や活動をみんなで行っている理由を考えましょう。

販売の工夫

漁師さんが1人ではできないことがあるから協力している。

東京都の漁業を元気にしたい人が集っている。

漁業協同組合の人の思いや願いについてまとめましょう。

みんなで力を合わせてもっとたくさんの魚を獲りたい。

東京の漁業をもっと元気にしたい。

□副読本「わたしたちの八丈島」より「漁業協同組合の仕事」
□漁業協同組合のBさんの写真と話(文章資料)
○漁師さんが漁に集中できるように他の仕事を行っていることに気付かせるようにする。

資料の取り扱い



ムロアジ漁


トビウオ漁
   


八丈島と黒潮

漁業協同組合の人
   
ワークシート

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