八丈島で昔から話されていることばです。島ことばには、大昔に話されていた日本語が残っています。このため、研究者から注目され、日本語のなりたちをさぐる研究がすすめられています。
今の島の若いひとはあまり島ことばを話さなくなっているので、このままでは話せる人がいなくなってしまうことが心配されています。八丈島では、島ことばのカルタをつくったり、学校で島ことばの劇を行ったりして、島ことばを守るとりくみが進められています。
八丈太鼓 |
八丈島で伝統的に伝わる太鼓で、二人で両方から打ちならします。片方が決まったリズムを打ち、片方がリズムに合わせて自由に打ちます。がくふはありません。また、太鼓に合わせて歌をうたうなどの特色があり、東京都の民族文化財にもしていされています。八丈島では、いろいろな行事になくてはならないもので、都内のイベントなどにも出場しています。 |
黄八丈は、八丈島で昔からつくられている絹(きぬ)の織物です。色は黄色、かば色、黒の3色で、草や木の皮など植物をつかって染めます。なんどもなんどもくりかえして染めるので、大変な時間とてまがかかります。